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プラセンタは胎盤?
2020.02.17
プラセンタは英語で胎盤を指す単語で、もともと胎盤から抽出されるプラセンタのエキスのことを指して、プラセンタと呼称することが多くなっています。
プラセンタの役割
プラセンタの役割は本来、未熟な胎児の代わりにその生命活動を補助し、成長に必要な酸素や栄養素の補給、ホルモンの分泌など胎児を育て上げることです。
このためプラセンタには胎児を育て上げるために必要な栄養素、生理活性物質が豊富に含まれており、哺乳類の多くが出産後に胎盤を食べるのは出産により消耗した体力を回復するために有効なことを本能的に知っているためともいわれています。
化粧品などに使われているプラセンタの種類
プラセンタに用いられる動物は主に豚・馬・羊・海洋性・植物性などの種類がある。人のプラセンタは医療用のものに用いられ、提携の病院で健康な女性から採取されたプラセンタが使用されている。
豚プラセンタ
狂牛病の対策で牛プラセンタが使用されなくなった後から主に使われるようになった。出産の回数も多く、一度に出産する頭数もおおいため、安定して供給できるため、日本では最もメジャーなプラセンタ原料。
馬プラセンタ
豚よりもアミノ酸が多いとされ、また基礎体温も高いことから、寄生虫のリスクも豚と比べると低いため人気。中でもサラブレットは出征から徹底的に管理されるためより高品質なプラセンタになる。
羊プラセンタ
日本では狂牛病の影響を懸念して生産されていないが、海外ではメジャーなプラセンタ。日本で入手するのには通販などで買うほか、日本のメーカーが手を加えたものが購入できる。
海洋性プラセンタ
魚の卵を覆う卵巣膜と呼ばれる部分のエキスのため、実際はプラセンタではない。アミノ酸やっヒアルロン酸など栄養素が豊富に含まれているが、成長因子は含まれていない。
植物性プラセンタ
海洋性プラセンタと同じく胎盤を使用したものではないため正確にはプラセンタではない。植物の胎座を使用している。こちらも成長因子は含まれてはいないが、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどが含まれています。